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平成21年 川越市議会第4回定例会報告 【平成21年9月2日〜9月25日】


平成21年川越市議会第4回定例会は、9月2日に開会され、会期は24日間で、平成21年度一般会計補正予算や、名細市民センター設置に関する条例改正など議案30件の案件を審議・採決し、9月25日閉会しました。

【今議会で審議された議案】
<平成21年 9月定例会の議案>
◆平成20年度一般会計歳入歳出決算認定について他10決算 継続審査
◆川越市役所出張所設置条例の一部を改正する条例 原案可決
◆川越市在宅心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例 原案可決
◆川越市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
◆川越市営引揚者住宅設置及び管理条例を廃止する条例 原案可決
◆川越市公民館設置条例の一部を改正する条例 原案可決
◆川越市立学校設置条例の一部を改正する条例 原案可決
◆川越市立川越高等学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 原案可決
◆仮称川越新清掃センターリサイクル処理棟新築工事請負契約の変更 原案可決
◆農業集落排水汚水処理施設下部工事請負契約 原案可決
◆名細公園整備事業用地の取得 原案可決
◆川越市道路線の認定 3議案 原案可決
◆川越市道路線の廃止 1議案 原案可決
◆平成21年度一般会計補正予算第2号 他特別会計補正予算3件 原案可決
◆監査委員の選任 同意


今議会での一般質問
【旧霞ヶ関北小学校体育館の今後について】
霞ヶ関北小学校が移転し、平成14年から放置され続け地域の住民の皆さんに不安を抱かせてきた旧霞ヶ関北小学校体育館の今後の解体予定、ならびに用地の有効活用に向けての計画について市長と市執行部に問い質しました。



【1回目の質問】

片野 広隆
 おはようございます。通告をさせていただきました項目について一般質問をさせていただきます。
 旧霞ケ関北小学校の体育館をめぐる経緯と今後について、お伺いをさせていただきたいと思います。
 旧霞ケ関北小学校の跡地については、これまでも多くの議員から本会議や委員会を通じてさまざまな質問がされてまいりました。旧校舎の解体、また解体後の跡地の利用について質疑、質問がされてきましたが、現在は教室棟は解体されて、校庭部分については、グラウンドとして整備をされているのが現状だと思います。ただ、今でも旧霞北小跡地には老朽化した体育館が、みすぼらしいと言っては何ですが、悲惨な状況で残されているのも、現実問題として地元地域の皆さんに不安を抱かせている一つの要因になっているかと思いますので、この旧霞北小学校体育館を今後どうするのかについて、何点かお伺いをさせていただきたいと思います。

 一点目に、旧霞ケ関北小学校教室棟解体工事の際、この体育館の取り扱いについては、地元自治会、地元地域とどのような話し合いがこれまでなされてきたのかをお伺いさせていただきます。あわせて、市長の市政方針でもこの旧霞ケ関北小学校の活用については述べられていたかと記憶をしていますが、いま一度その内容について確認をさせていただきます。

 三点目に、この旧霞ケ関北小学校の体育館活用に向けて、耐震診断等の予算執行がされてきたかと思います。これまでこの体育館についてどれだけの予算がかけられてきたのか、お伺いをさせていただきたいと思います。あわせて、解体前の教室棟、またこの体育館は、夏休みなどの長期休暇に入ると不法侵入が問題になってきたかと思いますが、川越市はそれらに対してどのような対応をとられてきたのか、お伺いをさせていただきます。
 霞ケ関北小学校が新しい校舎に移転してから随分長い時間がたとうとしていますが、この旧霞北小の体育館の改修利用計画は、地元と合意した計画があったと思いますが、地元に対して設計図の提示や竣工年度など、具体的なスケジュールはこれまで提示をされてきたのかどうかをお伺いさせていただきます。

 あわせて、この体育館の改修利用計画、地元にこれまで説明されてきたものは、霞ケ関北公民館の分館という位置づけで整備を進めていくという説明をされてきたやに聞いております。霞ケ関北公民館の分館として整備していくのはいいとして、あわせて霞ケ関北公民館そのものの老朽化も地域では大きな問題となっております。実際、この本館である霞ケ関北公民館の耐震工事をするには、どれぐらいの予算がかかる見込みなのかをお伺いさせていただきます。
 あわせて、先般行われました霞ケ関北地区のタウンミーティングで、これまで地元に説明をされてきた、この旧霞ケ関北小学校体育館の改修利用計画を見直すような発言があったと思いますが、その発言はどのような考え方、また、庁内で検討されてきたのかをお伺いさせていただきます。
 一回目の最後に、現在、旧霞ケ関北小学校の跡地は避難場所の指定を受けているかと思いますが、災害時の利用については、川越市ではどのようにお考えになられているのかをお伺いいたします。


【1回目の質問に対する答弁】

西川利雄 総合政策部長 
 おはようございます。所管部分につきましてお答えを申し上げます。初めに、体育館の取り扱いについての地元自治会との協議の内容についてでございます。
 平成十四年四月の霞ケ関北小学校の移転以降、地元自治会を中心に長期にわたりまして跡地利用について協議を重ねてまいりました。平成十八年度に行いました旧霞ケ関北小学校校舎棟の解体工事の事前説明会におきましても、解体するのは教室棟及びプールとし、体育館につきましては補強し、改修を行っていく旨の方針を御説明させていただいたところでございます。校舎棟解体後も継続して協議を行い、あくまでスポーツができる機能は残すため、多目的ホールを大きくとり、他に会議室を設けるという、霞ケ関北公民館分館として改修することで話し合いがなされております。

 次に、市政方針での内容についてでございます。
 旧霞ケ関北小学校の活用に関連いたしまして、平成十六年第一回定例会及び平成十八年第一回定例会におきまして、舟橋市長の市政運営の基本的な考え方と主要施策についての中で述べられております。その内容につきましては、平成十六年第一回定例会におきましては、旧霞ケ関北小学校の跡地につきましては、円満な解決を図るため、用地は売却しないこととし、跡地の活用方法について引き続き関係者と協議を行うとともに、合意が整い次第、体育館棟を除く解体費用等の予算措置を講じてまいりますという内容でございます。また、平成十八年第一回定例会では、旧霞ケ関北小学校の老朽化した危険な校舎棟につきましては、地域住民の皆様に危険性がないよう配慮し、取り壊し、その跡地の利用を十分協議してまいりますという内容で説明してございます。

 次に、地元自治会との間で合意に至った改修利用計画の内容及び具体的スケジュールについてでございます。
 地元自治会との間では、公民館としての機能を優先するか、社会体育活動の機能を優先するかについて協議を重ねてまいりました。結果といたしまして、バレーボールの練習ができる多目的ホール、約五百平米を中心として、小中の講座室、会議室を四室整備する計画とし、管理運営上、霞ケ関北公民館の分館として取り扱うことで話を進めてまいりました。設計につきましては、内部設計の簡易な図面ではありましたが、説明をし、また耐震補強及び改修工事については、平成二十年度の予算化ができませんでしたので、平成二十一年度の予算化に向けて努力する旨の説明をしてまいりました。以上でございます。



有山達 教育総務部長 
 所管部分につきまして御答弁申し上げます。
 最初に、旧霞ケ関北小学校体育館の活用に向けての予算執行について御答弁申し上げます。
 旧霞ケ関北小学校体育館の活用を図るため、平成十八年度に耐震診断調査業務委託を二百四十一万五千円にて執行しております。校舎棟解体後、自治会との合意がなされた計画案をもとに、平成十九年八月より体育館耐震補強設計及び改修設計業務委託を五百五十六万五千円にて執行しております。また、平成二十年十二月には補正予算を組ませていただき、プール附属棟の解体工事を三百八十三万二千五百円にて執行しております。

 次に、体育館への不法侵入についての対応につきましてでございますが、校舎棟解体前にも青少年を中心とした興味本位の侵入が多く見られましたが、体育館への不法侵入や施設破壊は、頻度としては減少しましたが継続しておりました。本年五月にも夜間に侵入された事例があったことから、二階ギャラリー部分の破壊されている窓ガラス部分をベニヤ板でふさぐ対応をしております。また、校舎棟解体以前からこのような不法侵入に対して、地元ボランティアの方々に今日まで防犯パトロールを継続して実施していただいております。既に電気設備は使用できない状況でございますが、今後も地元の方々に御協力をいただきながら対応してまいりたいと考えております。

 次に、霞ケ関北公民館分館としての位置づけであると聞いておるが、本館の霞ケ関北公民館の耐震等についてに御答弁申し上げます。
 社会体育施設に近い四百九十三平方メートルの多目的ホールの機能が中心となりますが、社会体育施設として直接管理することは負担も多く難しいことから、霞ケ関北公民館の分館として位置づけております。本館の霞ケ関北公民館の耐震診断は平成十三年に実施し、その後、翌年の平成十四年に耐震補強設計を行っております。その結果、IS値は〇・五の数値を示しておりますが、耐震補強工事が必要とされております。予算としては耐震補強設計によりまして約二千三百万円が必要とされております。施設を維持するためには耐震補強工事は必要でありますが、この旧霞ケ関北小学校の体育館棟の課題もあり、予算化は難しかったのではないかと考えております。

 最後になりますが、タウンミーティングでの体育館の改築計画を見直すような考え方の発言は、どのような考え方に基づいているのかについて御答弁申し上げます。
 体育館の耐震補強設計及び改修設計では、遅くも平成二十年度、二十一年度の予算化に向けて努力するという方針で進めてまいりました。しかし、現実的には厳しい財政状況や中国四川省の地震に代表されるように、学校施設の耐震補強工事を優先して実施しなければならない状況になっています。加えて霞ケ関北公民館は敷地が狭く、駐車場問題、段差やエレベーターなどのバリアフリーについても対応が難しく、老朽化をしていることから改修計画の要望も高くなっております。

 また、霞ケ関北地区には既に霞ケ関北公民館、伊勢原公民館、そして全市対応のさわやか活動館と三施設があり、今後の施設の修繕や運営に関するコストを考えますと、施設を集約化していくことが求められていることなどから、今回の体育館の活用と霞ケ関北公民館をセットとして検討していただく必要があるため、見直す必要があるという発言をさせていただきました。さらに現在、学校施設の耐震補強工事を鋭意努力して実施しておりますが、十年後には改築計画を検討しなければならないという財政負担も考慮しておく必要があると考えております。以上です。



佐藤明 総務部長 
 所管部分につきましてお答えを申し上げます。
 旧霞ケ関北小跡地の災害時の利用についてでございます。
 現在、当該跡地につきましては、住宅街に隣接する公共空間としまして、広いグラウンドの部分を引き続き避難場所として指定しているところでございます。旧体育館につきましては避難所としての利用はできませんが、この跡地には市で設置した災害用給水井戸もありますので、大地震等の緊急時には避難場所としての利用のほか、飲料用等の給水拠点にもなります。以上でございます。


【2回目の質問】

片野 広隆 
 それぞれ御答弁をいただきました。二回目の質問をさせていただきます。
 現在、霞ケ関北地域の皆さんとの間で、旧霞ケ関北小学校の体育館の改修利用計画は合意をされているわけですよね、具体的に皆さんは、平成二十年度に予算化をして、二十一年度に工事をして、二十二年度から供用開始ができるという具体的なプランを地元に示しているはずです。それが一転、一月に市長選があって市長がかわって、当然これまで川越市が進めてきた施策、見直しはあってしかるべきだと思いますが、先般の霞ケ関北地区のタウンミーティングで、この旧霞ケ関北小学校の体育館改修利用計画を見直す必要があるという発言が突然行われたのが、これまでの経緯ではないかと考えます。
 あわせてお伺いしますが、先般のタウンミーティングで皆さんが市民の方にお示しをしたこの旧霞ケ関北小学校の体育館改修利用計画の見直しについては、これまでの間、または霞ケ関北地区のタウンミーティング以前に、地元地域の皆さんと何かしらの協議なり話し合いが行われたのでしょうか。行われたか否か、イエス、ノーで単純に答えていただければ結構なので、お答えをいただきたいと思います。
 あわせて、それだけ具体的に地元の皆さんに体育館の改修利用計画を示し、当然地元の皆さんはそれを受けて新たな施設ができることを期待されていたわけです。川越市と地元の皆さんとの約束をほごにする以上、それにかわる具体的な計画、川越市はそれこそ、再来年ですか、来年ですか、供用開始ができると言ってこの計画を進めてきたわけですから、それにかわる具体的な計画を示してください。プランやスケジュールがあって私はしかるべきだと思います。御答弁をいただきたいと思います。
 あわせて、今回のこの旧霞北小学校の体育館の改修利用計画の見直しに関しては、市長がその政策を転換するのであれば、市長自身が先頭に立って地元地域の皆さんと話し合いを進めていくべきだと私は思います。ただ、今回この件に関しては、そういったことが一切なされていないのが現実ではないでしょうか。川越市が地元の皆さんにお約束したことを、より発展的な形で計画を見直すのであれば、市長が先頭に立ってその説明責任を果たしていくべきだと考えますが、市長のお考えをお伺いします。


【2回目の質問に対する答弁】

有山達 教育総務部長 
 御答弁申し上げます。
 最初に、見直しについて地元住民に説明したかについてでございますが、地元自治会等には具体的には説明しておりません。
 次に、改修利用計画を変更するのであれば、具体的なプランやスケジュールがあってしかるべきだと思うがという御質問につきまして御答弁申し上げます。
 財政状況の厳しさから、協議を進めてきた改修利用計画ができないため計画を変更する場合には、議員さん御指摘のとおり、プランやスケジュールについて地元自治会等と再度協議を進めていく必要があると考えております。特に施設を数多く設置することは、将来的には改修の必要性、さらには改築計画へと進まざるを得ない面があることから、施設はできるだけ集約化し、スリム化していく必要があると考えております。また、現霞ケ関北公民館は、駐車場、段差やエレベーターなどのバリアフリー対策の課題を抱えていることから、中長期的に考えて、霞ケ関北公民館と旧霞ケ関北小学校体育館の二つの施設を集約化すれば、霞ケ関北公民館の課題も解決できることなどから、新しい施設建設を進めていくことが必要ではないかと考えております。この場合、新しい施設建設後は霞ケ関北公民館は解体し、跡地は売却して建設資金に回すということが前提になると考えております。
 具体的なスケジュール等につきましては、財政状況もあり申し上げることは難しいと考えておりますが、できるだけ早く地元自治会、地元の関係者代表等で組織する懇話会等を設置し、検討を進めてまいりたいと考えております。以上です。


【2回目の質問に対する市長答弁】

川合善明 市長 
 片野議員さんの御質問に対してお答えいたします。
 この旧霞ケ関北小学校の体育館の問題につきましては、既に担当部長が回答いたしましたように個別に地域の課題に対して対応していくのではなく、旧霞北小学校の体育館は解体し、その場所にさまざまな課題を抱えている霞ケ関北公民館を移転し、さらにいずれは霞ケ関北出張所も統合して市民センターとするような、そういう方策をとることができないかというような考え方を固めております。
 これは私が就任してから、四月ぐらいに、地元の支会長さんの旧霞北小学校の体育館を早く改修してくれという要望をいただいてから、過去の経緯、それから現在の霞ケ関北公民館が抱えている問題、それからこの地域に幾つかの施設があるというような問題を検討いたしまして、ことしの夏ぐらいにこういう方向で行くのがよろしいのではないだろうかという考えに至った次第でございまして、もちろんまだ地元の皆様方には具体的なお話はしておりません。
 議員さんが御指摘のように既に一度決めた市の方針を転換する以上は、地元の皆様方に対してその理由、原因等をよく説明申し上げて、御理解をいただき、新しい構想に対しての御了解、御理解をちょうだいした上でなければ具体化はできないというふうに考えております。
 できるだけ速やかに庁内で方針を確定しまして、地元の皆様方と速やかに協議を行い、地元の皆様方との合意が整い次第、もちろん財政上の問題もございますが、今回は財政上の理由で先に送ってしまうという、そういうことはいたさないようにしたいと考えております。地元の皆様方との合意が整い次第、新たな計画に沿って整備を進めていきたいというふうに考える次第でございます。以上です。


【3回目の質問】

片野 広隆 
 市長の御答弁をいただきました。私自身も、御答弁にあったように地域の施設がふえて、その維持管理にお金がかかっていくというのは川越市の財政運営上、大変問題があると思います。スリム化するのもよし、集約化するのも時には必要だと思います。しかし、川越市は地元の皆さんにお約束をしてきたんですよね、この計画については。
 さきの答弁でもありましたけれども、長期にわたり跡地利用について協議を重ねてまいった上ででき上がった計画ですよね。それを一転ほごにして、これから地元の皆さんと協議を重ねていきたい、早期に合意を図ってやっていきたいといっても、まず方針転換ありき。それこそ今お話が出ましたけれども、川越市の計画のどこにも載っていない霞ケ関北地区の市民センター、またゼロベースから協議を始めていくのですか。市長がおっしゃるようにこの問題については財政問題を理由にして先延ばしできないというのは、その答弁は大変地元にとってはありがたい話だと思いますが、今回この計画を見直していくに当たって、余りにもやり方が乱暴ではないかと御指摘をさせていただきます。
 どうしますか、これ。地域に持っていって、これまでの計画で進めてくれと言われたら、約束守ってくださいと言われたら、どうしますか。霞ケ関北地区には市民センターは要りませんと言われたら、どうしますか。そういったことがないように、地域の皆さんときちんとこれから話し合いの場を持っていただきたいということを要望させていただきます。
 あわせて、市長、市民センターという話が出ましたが、今ちょうど名細の工事が終了しようとしています。その後には大東地区の計画もあるやに聞いておりますが、財政問題を理由にしないのであれば、当然この霞ケ関北地区の計画は、大東地区の次に入ってこなければならないのではないかと考えますが、市長のお考えを最後に確認させていただきます。


【3回目の質問に対する市長答弁】

川合善明 市長 
 ただいまの点でございますが、私の考えといたしましても、大東地区の市民センターが完了しましたら、順番から言えば、霞ケ関西地区から出ている公民館の問題が控えております。もちろん財政上の問題もございますが、その西地区の公民館と並行するぐらいの感じでできたらなというふうに考えております




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